encapsulation その2・・・・・カプセル化タイプを設定
- 機種
- Router(K)
- モード
- デフォルト
- -
- IOS
- 試験レベル
- CCNA
- 構文
- [ no ] encapsulation [ isl | dot1q ] VLAN番号
- 使用例
Router(config)#interface FastEhternet 0/0.10 Router(config-subif)#encapsulation isl 10 Router(config-subif)#exit Router(config)#interface FastEthernet 0/0.20 Router(config-subif)#encapsulation isl 20
- 解説
- このコマンドは、ルータを使ってVLAN間ルーティングを行う際に使用する。
VLAN間ルーティングを行うためには、スイッチとルータの間の回線をトランクに設定しなければならい。スイッチに接続されたルータのインタフェース(FastEthernet)にサブインタフェースという仮想のインタフェースを作成し、そのサブインタフェースに対しカプセル化タイプを指定することで、トランクの設定を行うことができる。そして、そのサブインタフェースに所属するVLAN番号を入力し指定する。
なお、作成したVLANの数だけサブインターフェースを作り、カプセル化タイプを指定すること。そのとき、VLAN番号とサブインタフェース番号を同じにしておくと、トラブルシューティングが容易になる。
- Tips
- ISL、IEEE 802.1QはVLANを識別するためのプロトコルである。
ISL(Inter-Switch Link)はCisco社独自のプロトコルで、ダブルタギング方式、
IEEE 802.1Q標準は業界標準のプロトコルで、内部タグ方式を採用している。
- 参考リンク
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- タグ
- VLAN
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最終更新: 2009-08-04 (火) 16:02:40 (JST) (5385d) by staff